スター不在?

ちまたじゃサッカーワールドカップの話題でもちっきりみたい。
そんな我が家は、旦那がイタリア人にも関わらず、先週末、イタリア人の友人達に会うまでイタリアが決勝トーナメントにも進めず敗退、一方、日本は大会前、ボロボロの評価だったわりに格上のデンマークを破り決勝トーナメント進出…ということすら知らなかった(笑)
こうなったら日本ガンバレ~~~!!メンバーとかよくわからないけど。

この大会、興味ゼロだったけど、昨夜たまたまテレビをつけたら、イングランドvsドイツという好カードが生中継中。よっしゃ、ちょっと見てみるか。
これが1回見始めると面白いもので、新生ドイツの上手さには圧巻。そしてとにかく若い!!イングランドの方もスター選手揃いとはいうものの、悪いが顔だけ見てたら一体誰がスターかわからない…。

そうっ!!これなの!!!ミーハーな目でしかサッカーを見ていない私にとって、今のサッカー、スターが見当たらない!!だから興味も持てないわけ。
私が言う「スター」とは、ルックス・カリスマ性・技術を全てかね揃えた選手。
ポルトガルやスペインあたりに超人気の選手はいるらしいが、カリスマ性が足りないのか?あたしにゃ名前さえ覚えられない。
今のサッカー界、私に言わせると、好きか嫌いかは別として、イヤでも名前と顔が一致してしまう…そういう選手がいないのだ。

そんな私がイタリア・ミラノに住んでいた当時、好きで好きでしょうがなかったのがロベルト・バッジョ

 中年になってもカッコいいわぁ~
両耳のロブに着いたピアスがどこのものか気になる辺り、職業病?

この人こそ正にスターだ。ルックス・カリスマ性・技術、全てにおいて120点!!最高のファンタジスタでイタリアサッカー界の至宝、マドンナをも「世界で一番セクシーな男」とうならせた男。それにイタリア自体、サッカーへの情熱も、今よりずっと熱いものだったし、とにかく私も週末になると、よくミラノのSan Siroスタジアムへ、当時ACミランにいたバッジョを観に行ったものだ。


この背中を見ると、1994年のワールドカップ・アメリカ大会の決勝を思い出す方も多いのでは?
膝の故障、監督からのいやがらせ、などを越えて、大会中も大活躍、バッジョのゴールはいつも試合を逆転勝ちへ持ち込み、救世主とも呼ばれた。が。決勝のブラジル戦は、ワールドカップ決勝史上初のPK戦へ。最後のキッカーとなったバッジョは、大きくゴールを外してしまう…
あれだけ完璧な技を見せ続けていたバッジョがPKを外した。そして彼は世界的に悲劇のヒーローとなった。
ゴールを外した時の、スター・バッジョのあの顔、あの背中…カリスマ性の無い人には決してマネできないオーラ。

で、そういう私も、この大会を見て、バッジョに惚れ込んだ一人(笑)ははは、単純。

この大会の直後の秋に私は渡伊。私がミラノにいた6年半の間、何かと移籍の多かったバッジョもACミラン2年間、インテルミラノに2年間とミラノのチームに在籍。ACミランとインテルミラノの街を真っ二つに分けるミラノ対決でのバッジョのゴールも生で見れたし、ACミランのイタリアリーグ優勝の際のバッジョも見れた。

ちなみに中田がイタリア・ペルージャに移籍して、初のセリエAデビュー戦で見せた感動の2ゴール(しかも1つはあの有名なオーバーヘッド!!)も、実はペルージャで生で見ていた。
↓ これ、皆さん覚えてる???


私ってば大したサッカーファンでもないのに、相当なミーハー(恥)
しかもバッジョや中田という「スター」がイタリアにいた時代に、自分もイタリアにいたことは、かなりの幸運♪

明日は22時からついに日本vsパラグアイ戦。
「スター」は見受けられないが、とりあえず応援しとこっと。










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